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裏プロフィール
〜自身力育成講座が出来るまで

「いつ独立するんだよ。決めなきゃいつまで経ったって、独立出来ないぜ」
「……そうだよね……」
「オレが独立できたのだって『この時までに独立するぞ!』って決めたからだしな」
「……うん……」
「男ならさぁ、いつまでもグズってないで、決めちゃえよ、パシッと」
「……」
「大体勤め人なんてもんはさ、会社に寄生しているようなもんなんだよ」
「……」
「大人になって親から離れたら自立だっていうけど、こんなもの親から会社に依存先が変わっただけじゃねえか」
「……」
「やっぱりさあ、自立っていうのは、自分自身の足で立つ! ってことなんだよねぇ。オレも会社辞めてみて、初めてわかったよ」
「……」
「やっぱ、勤め人じゃわかんないことなんだよねぇ、ここら辺のことは」

私が、以前の勤め先から独立したばかりのときのことです。

会社の方とは円満退社ができ、また知り合いから事業資金も借りることもできて、独立のスタートを順調に滑り出巣ことが出来ました。

思い通りにことが進んでいた私は、昔の会社の同僚と飲んでいた時に、独立を渋っていた彼に対し、いろいろと意見やアドバイスを話しました。その時は、滑り出しの順調さとお酒のおかげでずいぶんご機嫌となって、相当威勢のいい発言を彼にぶつけていました。

……それから1年後、独立後初めて取り組んだ事業が立ち行かなくなり、私はその事業を潰しました。

知り合いから借りた事業資金はそっくり消え、一緒に働いていたピジネスパートナーからも逃げられてしまい、私は借金を抱えて一人ぽっちになってしまいました。

それから2年間、全くの鳴かず飛ばずの状態が続き、昔勤めていた会社からもらったおこぼれの仕事で、細々と食いつなぐ状態が続いたのです。

意気消沈し、自分にもすっかり自信を失ってしまった生活をしていたそんなある日。

あのときの私の能書きに付き合ってくれた同僚が落ち込んでいた私に

「これを読んでみたら」

と一冊の本を薦めてくれました。

その本には

「自分自身の人生をたな卸しをしてみよう」

と書いてあありました。

この浮かばれない状態を何とかしたいと思っていた私は、その本のいわれるままに、自分の人生を振り返ってみました。
そして、自分が今まで、どんな経験をし、それを基盤に、何を築いてきたのかを知ろうとしました。

……愕然としました……

私は、この年まで、実際は何も積み上げず、何も築けていなかったのです。

自分の中を一生懸命探っても、知識の断片はごろごろしているものの、自分自身が身をもって体験し、それを糧に更なる経験を積み上げていたというものが、何も見当たらないのです。

私は口先だけの人間でした。

付け焼刃の、にわか知識を振り回し、頭がいいと勘違いして、他人の人生にずけずけと土足で踏み入り、自分じゃ、やりもしない能書きを垂れてしまう人間でした。

自分自身では、何も行動しないくせに、他人にはそういうことをずうずうしくやってしまう人間だったのです。

だからこそ、経営のことも、営業のことも、人の気持ちも、何にもわからないまま独立してしまい、結局は、借金を作ったうえに、仕事上のパートナーからも愛想をつかされて逃げられてしまったのです。

本を薦めてくれた同僚も、そのあたりのことを、もうずいぶん前から見抜いていて、私に気づかせようとしていてくれたのでしょう。

人の人生にちょっかい出している場合じゃない、自分自身の建て直しをはからなければ……

遅まきながら、ここでようやくそのことに気がつくことができたのです。

せっかく同僚が気づかせてくれたこのチャンスを、無駄にしたくはありません。しかし、何も無い自分が、今から何をやれば良いのかさっぱり解りません。
何をどう積み上げ、そこに何を築けばいいのか、全くわからなかったのです。

足りない頭を絞って、うんうんうなりながら、結局最終的に思いついたことは

「タバコをやめてみよう」

という、なんとも情けないものでした。

しかし、その時の私には、自分で出来ることはそれしか見つからなかったのです。

そして、にわか知識で勉強した、心理学とコーチングの知識を使って自分のために、禁煙プログラムを作り、実践したのです。

自分に向けてコンテンツを作り、それを自分に向けてセミナーを行う、ということを約1週間続けました。

なかなかタバコをやめる気にならず、何度もコンテンツを見直し、それをまた自分に試していきました。

そして2002年9月1日。私は、もうタバコは吸わないという決断をすることが出来たのです。

常に目の前にタバコを置かれていても、酒の席で、友達にからかわれて煙を吹きかけられても、タバコに一切誘惑されないようになることが出来たのです。

 

生まれて初めてセミナーを行い、そして結果が出た、記念すべき日でした。

 

あれからちょうど2年たった2004年。私は年間で40本近いセミナーをこなす様になりました。

禁煙プログラムとしてはじめたセミナーも、現在は行動改革セミナーへと発展し、受講生からたくさんの成果報告ももらえるようになりました。

さらには自己表現のセミナーなどの新しいコンテンツを作るとともに、ほかの人たちのセミナー作りをサポートする仕事もするようになり、毎日セミナー漬けの生活をしています。

おかげさまで、あれから2年間、数限りない試行錯誤を、現場で重ね続け、回を追うごとに達成率が高まるセミナーが出来るようになって来ました。

「自分自身で実践し、成果を確認したものを、セミナーで伝え、参加者には成果が出るまで徹底的に付き合い、それを次回の改善に活かす」

このことを徹底的に続け、今年の9月1日に、私はセミナー講師として2歳の誕生日を迎えることが出来ました。

とはいえ、まだまだ2歳のひよっこです。諸先輩たちには及びもしません。しかし、

「自分自身で実践し、成果を確認したものを、セミナーで伝え、参加者には成果が出るまで徹底的に付き合い、それを次回の改善に活かす」

このことだけは忘れずに、昔のような、自分で成果も出せないくせに、半端な知識を振り回してしまう、おろかな自分に戻らないように……

3年目を迎えた今、相変わらずのセミナー漬けの毎日を過ごしながら日々自分にこの言葉を言い聞かせ続けています。

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